DUP党とは?なぜブレグジットの問題で重要なのか
DUP党とは、北アイルランドの地域政党、民主統一党のことです。
ポリスジョンソンの保守党とは、閣外協力で合意しております。
閣外協力とは、閣僚を出さずに与党と連携して政権を運営することです。
日本における自民党と公明党のような閣僚を出す連立政権とは少し違うのですね。
そして、ここにきて保守党と閣外協力の関係にあるDUP党がブレグジットの合意案に反対しているだとか納得しているだとかの報道でポンド相場が荒れております。。。
例によってアイルランドとの国境や関税のシステムの面で不満の点があるだとか。。。
イギリスとEUがブレグジットの離脱案に合意したとしても、その後イギリスの議会での承認というプロセスが必要であり、予想では議会での承認を獲得できるか否か、支持票、反対票かなり僅差になると見られています。
DUP党は議会での議席数10議席を持っていますので、このDUP党が離脱合意案に反対に回ると議会での承認は難しくなり、離脱延期や、解散総選挙、国民投票の再実施などが考えられます。
そういうわけで、昨日からこのDUP党に関するヘッドラインでポンド相場は荒れているのですね。
どちらにせよ、議会招集は19日の土曜日となりますので、今週末のポジションの持越しは大変危険であるということは申し上げておきます。。。