今週の相場の注目ポイント(重要な米経済指標、RBA理事会、その他)
☆重要な米経済指標
10月1日(火) ISM製造業景気指数
10月2日(水) ADP雇用統計
10月3日(木) ISM非製造業景気指数
10月4日(金) NFP雇用統計
このように、重要な米経済指標が続きます。
前回のFOMCの後、年内利下げはないのではないかという見方も強まっている中で、
これらの経済指標の結果はその思惑に大きな影響を与えます。
あまりにも低調な内容だと、強めのドル売りで反応するリスクがありそうです。
前回のISM製造業景気指数は経済活動の拡大収縮判断の節目とされる50という数値を下回り、
約3年ぶりの低調な内容となりドル円も40PIPSほど発表後に変動したので、今回はどうなるか注目です。
前回のNFP雇用統計は雇用者数の増加数は予想値を若干下回ったものの、平均時給は市場予想を上回っており、どっちつかずの内容でした。
☆RBA理事会
10月1日(火)にオーストラリアの中央銀行のRBA理事会が開かれ、政策金利が発表されます。
利下げ基調が続いている中で、今回も利下げが予想されています。
オセアニア通貨が先週は下げ止まったような値動きをしており、
金利据え置きだと、ショートポジションの巻き戻しが考えられそうに思えます。
今後の政策見通しに関するロウ総裁の発言も含めて要注目ですね。
☆その他の事項
米中関係に関するヘッドラインには要警戒です。
先週は「中国が相当量の米国差産大豆や豚肉を購入」との緊張緩和ムードのニュースもありましたが、
週末には、「ホワイトハウスは米国から中国へのすべての投資禁止を審議中」との報道が伝わりました。
10月上旬から開かれる米中貿易協議を控えて、まだまだ雲行きは怪しい状況には変わりありません。
また
これらに関するヘッドラインにも引き続き注意が必要です。