2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

FOMC通過。マーケットはドル安、金利低下、株価上昇

政策金利の引き下げ 政策金利は0.25%引き下げられました。 事前に90%以上の確率で予想されていた通りの結果でしたので、これ自体はマーケットを動かす材料とはならなかったと思います。 声明文の変更 「見通しについての不確実性が残る」との文言は残した…

今週の相場の注目ポイント(FOMC、日銀など)

週末の出来事 金曜深夜に米中の第1段階の通商合意が最終段階に入ったと米通商代表部(USTR)が声明を発表しました。 アメリカと中国の貿易交渉に進展があったということで、リスクオンムードで週末を迎えましたね。 そして今日、日本時間22時にトランプ大統…

ペンス副大統領の演説を終えて

昨晩のペンス副大統領の演説は、特にマーケットへの大きな影響はなかったですね。 予想されていたほど、中国に対して強硬的ではなかったようです。 香港の問題に関しては 「中国当局は香港への介入を強め、香港の人々の権利と自由を抑圧する行動をとってきた…

今週の相場の注目ポイント(ブレグジット、ECB理事会など)

先週末の振り返り 先週末はボーイングやジョンソン・エンド・ジョンソンといったNYダウへの寄与度が高い銘柄の株価の下落に連れてのNYダウの下落という株安地合いで、1週間を終えましたね。2銘柄でNYダウを212ドル押し下げたようです。 ただ金曜深夜のNYダ…

DUP党とは?なぜブレグジットの問題で重要なのか

DUP党とは、北アイルランドの地域政党、民主統一党のことです。 ポリスジョンソンの保守党とは、閣外協力で合意しております。 閣外協力とは、閣僚を出さずに与党と連携して政権を運営することです。 日本における自民党と公明党のような閣僚を出す連立政権…

トルコのシリア侵攻。米国、EUからは経済制裁も… 

トルコ軍は9日にシリア北東部のクルド人勢力に軍事侵攻を開始しました。 クルド人とはトルコからの分離、独立を目指す勢力であり、トルコ政府にとっては目の敵となる存在なんですね。 トルコ国内のクルド人と、シリアのクルド人が連携をとると厄介なので、ト…

今週の相場の注目ポイント(EUサミット、米中の重要な経済指標)

先週は 米中貿易協議での部分合意 keizai-kaisetsu.hatenablog.com ブレグジット問題でポジティブな報道 keizai-kaisetsu.hatenablog.com これらの材料によってリスクオンムードとなりましたね。 さてさて今週はどうでしょうか。 ブレグジット問題 まず、17…

米中貿易協議 部分合意

米中貿易協議は部分合意に至りましたね。 トランプ大統領も「重大な第1段階の合意に達した」と発言しております。 成果として見られているのは以下の点です。 中国、米国産農産物の購入拡大 中国、知的財産をめぐる一定の措置に同意 中国、金融サービスと為…

昨晩はポンド急上昇!引き続きヘッドラインには注意!

昨晩ポンドを動かした材料は以下です。 ジョンソン英首相はEU離脱問題をめぐってアイルランドのバラッカー首相と会談し、「合意への道筋を想定することができる」という前向きな共同声明を発表 バラッカー首相も会談後、記者団に「10月末までの離脱期限まで…

この2日の米中関係のヘッドラインについて

この2日の米中関係についての主要な報道は以下の通りです。 中国、米国との部分合意に前向き。 中国、米国の農産物100憶ドルの追加購入を検討。 米政権がウイグル族人権問題で中国の28法人をブラックリストに掲載するとの表明を受けて、中国政府は交渉の進…

昨晩のパウエル発言 量的緩和再開?

昨晩パウエル議長はFRBのバランスシートを再び拡大すると表明しました。 米財務省証券の買い入れを再開するようです。 ただこれは量的緩和ではないとパウエル議長は強調しました。 銀行間の短期金利市場を落ち着かせるために技術的目的で行われるものである…

米中閣僚級通商協議について

米中閣僚級通商協議が10、11日に開かれますね。 株式市場やドル円、豪ドルなどに大きな影響を与えるテーマですので、要点は押さえておきたいですね。 交渉されるポイントは貿易不均衡の問題、為替操作の問題、知的財産の問題、産業補助金の問題など多岐にわ…

ブログ初心者が投資ブログ(FXブログ)を始めてみたところ1か月後のPV数は?

9月8日よりこのブログを始めて1か月ほど経過しましたので、PV数を報告させていただきます。 このブログは日々FXトレードを行う過程でニュースや市況などについて収集した情報などをアップしてみようと何とはなしに始めたものです。 私自身これまでブログ経験…

今週の相場の注目ポイント(雇用統計後のマーケット、米中閣僚級通商協議)

①雇用統計後のマーケットの反応について 先週末の雇用統計の結果は 雇用者数 予想14.5万人➡結果13.6万人 失業率 予想3.7%➡結果3.5%(50年ぶりの低水準) 平均時給 予想0.3%上昇➡結果0.0% このように好悪入り混じる内容となりましたね。 失業率50年ぶりの…

10月は株価暴落する?アノマリーはあるみたいですが…

ニューヨーク株式市場の過去の1日の暴落率トップ10の内、8回が10月に起きております。 そして第4位までが10月に発生しております。 第1位:1987年10月19日 ▲22.6%第2位:1929年10月28日 ▲13.4%第3位:1929年10月29日 ▲11.7%第4位:1931年10月 5日 ▲10.7…

この2日のドル円の下落要因について

①ISM製造業景況感指数の悪化 経済活動の拡大収縮の節目とされる50を大きく下回る47.8という数字 これは10年ぶりの低水準です。 米中貿易摩擦の影響でアメリカの製造業がかなり苦しい状況ではないかということを示唆していると言えます。 ②ADP雇用統計 予想14…

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF) 外債投資拡大へ

世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、2019年度の運用計画を変更しました。 GPIFは、為替ヘッジを講じた外国債券について、外国債券の資産構成割合ではなく、国内債券の資産構成割合に算入すると発表しました。 6月末の時点の外国…

RBA政策金利発表(直近のロウ総裁の発言と市場予想について)

本日は 13時30分にオーストラリアの準備銀行のRBAの政策金利発表ですね。 18時20分からはロウ総裁の発言もあります。 直近のロウ総裁の発言についてまとめると、9月24日のものですが 「さらなる金融緩和が必要である可能性」 「低金利や減税、豪ドル安などを…