2019-01-01から1年間の記事一覧

今週の相場の注目ポイント(米ISM製造業景況感指数、FOMC議事要旨など)

先週の振り返り 先週はNYダウは引き続き好調でしたね。最高値更新しました。 米中貿易戦争が小康モードに加えて、米年末商戦が好調といったことも好感されているようです。 日経平均は少し調整モード、為替市場はドル安進行となりました。 日経平均に関して…

今週の相場の注目ポイント(米中協議の合意後の動向、トランプ大統領弾劾問題など)

先週の振り返り 先週はポンドが大きく下落した週となりました。 保守党が総選挙で大勝したことで来年1月末でのEU離脱は確実視されています。 しかし、1月の離脱後から来年12月末までの移行期間が設けられていますが、ジョンソン英首相は移行期間の延長をで…

今週の相場の注目ポイント(日銀金融政策決定会合、豪雇用統計など)

先週の振り返り 先週は英総選挙で与党保守党が365議席を獲得し大勝したことや、米中通商協議の合意期待からリスクオンムードとなりました。 ただ金曜日に米下院司法委員会がトランプ大統領弾劾訴追案を巡る採決を実施し、権力乱用と議会妨害の弾劾条項を賛成…

今週の相場の注目ポイント(FOMC、ECB、英総選挙など)

先週の振り返り 週前半はリスクオフムードになりました。 材料的には以下のものがありました。 ISM製造業景況感指数、ISM非製造業景況感指数、ADP雇用統計などの米重要指標が低調だったこと トランプ大統領がブラジル、アルゼンチンから輸入する鉄鋼、アルミ…

今週の相場の注目ポイント(米雇用統計、オーストラリア、カナダ中銀政策決定会合など)

先週の振り返り 先週も相変わらず米中関係に揺さぶられる展開となりました。 トランプ大統領が香港人権法案に署名したものの、中国側から具体的な報復は出てこず、協議は継続されているということで米中合意への期待感は高まっています。 12月15日に発動予定…

今週の相場の注目ポイント(香港選挙、米国年末商戦スタートなど)

先週の振り返り 米中関係 先週は週半ばに香港人権法案がアメリカの上下両院でほぼ全会一致で可決されました。 これに対して中国が報復措置を警告する場面もあり、少しきな臭いムードに。 今後この法案にトランプ大統領が署名するのか否かが今後の米中協議の…

今週の相場の注目ポイント(FOMC議事録、ラガルドECB新総裁講演など)

先週は週半ばリスクオン一服の雰囲気もありましたが、金曜日の米政府高官の米中協議は合意に近いとの発言もあり、結局リスクオン継続となりましたね。 NYダウは28000超えとなりました。 日経平均も23303、ドル円は108.79付近で週末を迎えています。 トランプ…

結局NYダウ28000超え。欧州通貨も堅調

結局NYダウ28000超え この1週間は週半ば水曜から木曜にかけてリスクオン一服の時期がありました。 ・トランプ大統領の演説での強硬的な発言 「合意できなければ関税を大幅に引き上げる。25%の関税をすべて受け取るのも悪くない」 ・ウォールストリートジャ…

リスクオンは小休止。ニュージーランド中銀は政策金利据え置き

トランプ大統領演説 昨晩トランプ大統領はニューヨークエコノミッククラブで演説を行いました。 中国との貿易交渉について 「第一段階の合意は間近だ」と強調したものの 「合意できなければ関税を大幅に引き上げる。25%の関税をすべて受け取るのも悪くない…

今週の相場の注目ポイント(パウエル議長議会証言など)

パウエル議長議会証言 パウエル議長の議会証言が13、14日に予定されています。 前回のFOMCを経て、12月のFOMCでの利下げはないだろうという見方が現状では優勢です。 前回のFOMCについてはこちらの記事で解説しています。 FOMC通過。マーケットはドル安、金…

ブログ初心者が投資ブログ(FXブログ)を始めてみたところ2か月目のPV数は?

当ブログを開設してから約2か月経過しましたのでPV数を報告させていただきます。 私自身、ブログを開設したのは当ブログが初めてであり、またYouTube、インスタグラムなどほかの媒体で何かを発信したこともありません。 ブログ初心者が金融投資ジャンルでブ…

NYダウさらに高値更新。ポンド、ユーロは下落。

NYダウさらに高値更新 日本時間夕刻に「米中両国が協議の進み具合に合わせ、追加関税を段階的に撤廃することに同意した」と中国商務省から発表がありました。 この報道を受けて株高、円安が進行しました。 夕刻からNY時間まではアメリカ側の関係者からの発言…

NYダウ最高値更新

昨晩NYダウは史上最高値を更新しましたね。 27468ドル付近まで上昇しました。 新興市場のナスダック指数やS&P500も最高値を更新しています。 トランプ大統領も「株式市場はレコードハイを記録した!お金を上手に使え!」 と気分よくtweetしていました。(笑…

今週の相場の注目ポイント:RBA(豪中銀)理事会、BOE(英国中銀)政策決定会合など

先週の振り返り 先週は水曜深夜にFOMCが開催されましたね。 政策金利発表後は初動は利下げ打ち止めの思惑からドル買いで反応したものの、パウエル議長の発言から当分利上げはないのではないかという思惑も生じ、ドル売りが進行しました。 株式市場はひたすら…

ムーディーズ南アフリカの格付けを据え置くものの、見通しはネガティブヘ変更。ところで格付け会社とは?

ムーディーズ格付け発表 本日格付け会社ムーディーズによる南アフリカの格付けの発表があり 格付け Baa3に据え置き 見通し 安定的からネガティブへと変更 となりました。 格付け自体は危惧されていたジャンク債への変更はなしでしたね。 ムーディーズの原文…

昨日は一転リスクオフ。原因は?

米中貿易問題に関する報道 チリがAPECの開催を断念したこともあり、トランプ大統領が米中通商協議の「第1段階」合意に署名するための新たな場所を探す作業に両国が取り組んでいるとの発言もありましたが、こちらには反応薄でしたね。 昨日18時前にはロイタ…

FOMC通過。マーケットはドル安、金利低下、株価上昇

政策金利の引き下げ 政策金利は0.25%引き下げられました。 事前に90%以上の確率で予想されていた通りの結果でしたので、これ自体はマーケットを動かす材料とはならなかったと思います。 声明文の変更 「見通しについての不確実性が残る」との文言は残した…

今週の相場の注目ポイント(FOMC、日銀など)

週末の出来事 金曜深夜に米中の第1段階の通商合意が最終段階に入ったと米通商代表部(USTR)が声明を発表しました。 アメリカと中国の貿易交渉に進展があったということで、リスクオンムードで週末を迎えましたね。 そして今日、日本時間22時にトランプ大統…

ペンス副大統領の演説を終えて

昨晩のペンス副大統領の演説は、特にマーケットへの大きな影響はなかったですね。 予想されていたほど、中国に対して強硬的ではなかったようです。 香港の問題に関しては 「中国当局は香港への介入を強め、香港の人々の権利と自由を抑圧する行動をとってきた…

今週の相場の注目ポイント(ブレグジット、ECB理事会など)

先週末の振り返り 先週末はボーイングやジョンソン・エンド・ジョンソンといったNYダウへの寄与度が高い銘柄の株価の下落に連れてのNYダウの下落という株安地合いで、1週間を終えましたね。2銘柄でNYダウを212ドル押し下げたようです。 ただ金曜深夜のNYダ…

DUP党とは?なぜブレグジットの問題で重要なのか

DUP党とは、北アイルランドの地域政党、民主統一党のことです。 ポリスジョンソンの保守党とは、閣外協力で合意しております。 閣外協力とは、閣僚を出さずに与党と連携して政権を運営することです。 日本における自民党と公明党のような閣僚を出す連立政権…

トルコのシリア侵攻。米国、EUからは経済制裁も… 

トルコ軍は9日にシリア北東部のクルド人勢力に軍事侵攻を開始しました。 クルド人とはトルコからの分離、独立を目指す勢力であり、トルコ政府にとっては目の敵となる存在なんですね。 トルコ国内のクルド人と、シリアのクルド人が連携をとると厄介なので、ト…

今週の相場の注目ポイント(EUサミット、米中の重要な経済指標)

先週は 米中貿易協議での部分合意 keizai-kaisetsu.hatenablog.com ブレグジット問題でポジティブな報道 keizai-kaisetsu.hatenablog.com これらの材料によってリスクオンムードとなりましたね。 さてさて今週はどうでしょうか。 ブレグジット問題 まず、17…

米中貿易協議 部分合意

米中貿易協議は部分合意に至りましたね。 トランプ大統領も「重大な第1段階の合意に達した」と発言しております。 成果として見られているのは以下の点です。 中国、米国産農産物の購入拡大 中国、知的財産をめぐる一定の措置に同意 中国、金融サービスと為…

昨晩はポンド急上昇!引き続きヘッドラインには注意!

昨晩ポンドを動かした材料は以下です。 ジョンソン英首相はEU離脱問題をめぐってアイルランドのバラッカー首相と会談し、「合意への道筋を想定することができる」という前向きな共同声明を発表 バラッカー首相も会談後、記者団に「10月末までの離脱期限まで…

この2日の米中関係のヘッドラインについて

この2日の米中関係についての主要な報道は以下の通りです。 中国、米国との部分合意に前向き。 中国、米国の農産物100憶ドルの追加購入を検討。 米政権がウイグル族人権問題で中国の28法人をブラックリストに掲載するとの表明を受けて、中国政府は交渉の進…

昨晩のパウエル発言 量的緩和再開?

昨晩パウエル議長はFRBのバランスシートを再び拡大すると表明しました。 米財務省証券の買い入れを再開するようです。 ただこれは量的緩和ではないとパウエル議長は強調しました。 銀行間の短期金利市場を落ち着かせるために技術的目的で行われるものである…

米中閣僚級通商協議について

米中閣僚級通商協議が10、11日に開かれますね。 株式市場やドル円、豪ドルなどに大きな影響を与えるテーマですので、要点は押さえておきたいですね。 交渉されるポイントは貿易不均衡の問題、為替操作の問題、知的財産の問題、産業補助金の問題など多岐にわ…

ブログ初心者が投資ブログ(FXブログ)を始めてみたところ1か月後のPV数は?

9月8日よりこのブログを始めて1か月ほど経過しましたので、PV数を報告させていただきます。 このブログは日々FXトレードを行う過程でニュースや市況などについて収集した情報などをアップしてみようと何とはなしに始めたものです。 私自身これまでブログ経験…

今週の相場の注目ポイント(雇用統計後のマーケット、米中閣僚級通商協議)

①雇用統計後のマーケットの反応について 先週末の雇用統計の結果は 雇用者数 予想14.5万人➡結果13.6万人 失業率 予想3.7%➡結果3.5%(50年ぶりの低水準) 平均時給 予想0.3%上昇➡結果0.0% このように好悪入り混じる内容となりましたね。 失業率50年ぶりの…