昨夜のECB ユーロドルはイッテコイ

昨夜のECBの金融政策の発表についてまとめると

まず金利について

  • 中銀預金金利 -0.4%➡ー0.5%へ これが利下げですね。
  • 政策金利   0.00% 据え置き
  • 限界貸出金利 0.25% 据え置き
  • 金利階層化を導入(金利引き下げによる金融機関の収益悪化に配慮しての政策)

次に量的緩和について

 月額200億ユーロの買い入れ発表

そしてフォワドガイダンス(今後の政策見通し)の変更もありました。

 

その後ドラギ総裁の会見において

今後の経済の下振れリスクインフレ率の見通しの引き下げについての発言がありました。

 

また量的緩和の再開を独、仏、オランダが反対していたという事実も明らかになりました。

 

一連の金融政策の発表、ドラギ総裁の会見を受けて

ユーロドルは売りで反応。

1.0926ドル付近まで売られました。

 

しかし独、仏、オランダの3か国が反対したことで、これ以上の緩和は難しいのではないかという思惑も浮上し、

ユーロドルは下落後に大幅に反発。

日本時間深夜2時には1.1087ドル付近まで上昇しました。

 

下のチャートは昨夜のユーロドルの15分足チャートです。

 

f:id:keizai-kaisetsu:20190913091351j:plain

(出所DMMFX)

 まあ最後のユーロドルの値動きについての部分は完全に後付けの説明ですけどね。。。