今夜はFOMC!その後のトランプ大統領の反応に注意!
今夜はFOMCですね。
ポイントは以前の記事で書きましたのでよかったらご覧くださいませ。
keizai-kaisetsu.hatenablog.com
利下げ予想についてはこの数日で大分変動があり、
現時点でCMEグループのサイトを見てみると下のようになっております。
金利据え置きの可能性も大分高まっております。
また、FXトレーダー達が今回のFOMCをどう予想しているのかについて、参考までにある方のツイッター上のアンケートも載せておきますね。
そして警戒したいのが、FOMC通過後のトランプ大統領の反応ですね。
トランプ大統領は貿易に不利なドル高の状況を嫌っておりますので、FOMC後の相場の状況によっては何らかのアクションを起こす可能性があります。
直近だと、7月の雇用統計の結果が良好でドル高が進んだ時に、
発表後すぐさまTwitterでFRBに利下げを要求することでドル高をけん制したことがありました。
また前回のFOMCで大幅利下げはなかったことでドル高が進んだ際には、
トランプ大統領はFOMC翌日8月2日に中国からの輸入品3000憶ドル相当に10%の追加関税を課すと発表しました。
その後マーケットはリスクオフの状況になりましたね。
ドル円相場も109円台から104円台までその後下落しました。
記憶に新しいですね。
この追加関税の発表は単純に貿易赤字の解消を狙って行っているというだけではなく、
あえてリスクオフ、株安の状況をつくることでFRBに利下げ圧力をかけるという意味合いもあったと思います。
このようにトランプ大統領はあの手この手で、FRBに利下げ圧力をかけてドル安政策を求めてきます。
それも重大なイベントを経過してすぐにアクションを起こすことが多く、困ったものです。。。
ということで今夜のFOMCはそれ自体も重要ですが、その後のトランプ大統領の反応にも十二分に警戒したいですね。