10月は株価暴落する?アノマリーはあるみたいですが…

ニューヨーク株式市場の過去の1日の暴落率トップ10の内、8回が10月に起きております。

そして第4位までが10月に発生しております。

第1位:1987年10月19日 ▲22.6%
第2位:1929年10月28日 ▲13.4%
第3位:1929年10月29日 ▲11.7%
第4位:1931年10月 5日  ▲10.7%

このように10月に株価暴落が起きやすい理由として言われているのは

欧米のヘッジファンド投資信託の多くが11月が決算期末となっており、ファンド勢は、決算後の今期の運用パフォーマンス報告を意識するため、投資ポートフォリオを整理するための売り注文が出やすいということです。

11月の決算期末が多くなっている理由はクリスマス休暇のためでしょうかね。

 

また、何かの偶然なのかこの時期には大事件が起きやすいのです。。。

過去9月や10月に起きた大暴落や世界的大事件一覧
1929年10月 世界大恐慌暗黒の木曜日
1973年10月 第一次オイルショック
1985年9月  プラザ合意
1987年10月 ブラックマンデー
1992年9月  英国がユーロ断念(中央銀行ヘッジファンドに敗北)
1998年10月 ロシアデフォルト~最大のヘッジファンドLTCM破綻
2001年9月 9.11同時多発テロ
2008年9月 リーマンショック

(引用元:海外投資データバンク http://www.world401.com/data_yougo/9-10bouraku.html)

 

昨年も米中貿易摩擦の懸念から10月はニューヨークダウ高値27000付近から24400付近まで下落しましたので、今年はどうなるかというところですね。

 

リスク材料としては

 これらの問題の動向を意識しつつ投資していきたいところですね。