今週の相場の注目ポイント(米ISM製造業景況感指数、FOMC議事要旨など)
先週の振り返り
先週はNYダウは引き続き好調でしたね。最高値更新しました。
米中貿易戦争が小康モードに加えて、米年末商戦が好調といったことも好感されているようです。
日経平均は少し調整モード、為替市場はドル安進行となりました。
日経平均に関しては24000付近ではGPIFの売りが出たとの見方もされています。
まあ今のうちなら年金基金もマーケットへの影響を抑えながらポジション調整しやすいのかなというところです。
ドル安進行は米長期金利の低下が影響したのと、年末のリバランスが影響したと思っています。
米長期金利低下ということは米国債が買われているということです。
また金相場も上昇しています。
今はダウ最高値更新のリスクオン相場ではありますが、マーケットは半信半疑の部分もあって、安全資産の米国債や金への投資もなされているということですね。
来年以降の暴落を警戒してヘッジ資産としての需要もあるのかなと。
米ISM製造業景況感指数
1月3日に発表されます。
予想値は49.1と前回の48からの改善が見込まれています。
10月以降、ISM製造業景況感指数の数値がネガティブサプライズとなり相場が変動することも多いので警戒したいところです。
FOMC議事要旨
1月4日に公表されます。
前回12月10、11日開催のFOMCについてのものです。
前回のFOMCでは政策金利が据え置かれ、また2020年中の金利据え置き(利上げはなし)が示唆されたため、通過後はドル安が進行しました。今回より詳細な追加情報が出れば、ドル中心にマーケットが変動することが考えられるので注目です。
その他
北朝鮮にかかわる地政学リスクの問題や、年末年始の薄商いを狙った仕掛けには一様警戒しておきましょう。
今年の1月3日にフラッシュクラッシュがあったため2年連続は考えにくいとは思いますが。。。
最後に
今年のブログ更新は今回が最後となります。
9月に当ブログを開設し、細々と続けてきました。
最近は週1回の更新となっていますのでPV数は微々たるものですが、自身のアウトプットも兼ねて何とか続けてこれています。
読者の皆様、来年もよろしくお願いいたします。
それではよいお年を。